どうもこんばんは。
最近急にファミコンがやりたくなったので(?)、今回はしばらく積んでたこのタイトルを攻略してきたぞ。こちら!
「悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション」でも遊べるけど、なぜか北米NES版しか収録されてないみたいだから今回はWiiUバーチャルコンソール版でやっていく。
◆簡単な概要
ドラキュラIIは1987年にコナミから発売されたファミリーコンピュータディスクシステム用ソフト。
「悪魔城ドラキュラ」の続編で、前作よりもRPGの要素が強くなっている。
悪魔城ドラキュラシリーズはよく主人公が変わるけど、今回は1作目と同じシモン・ベルモンドさんのお話ね。
シモンが自身にかけられた死の呪いを解くために、各地の館に散らばるドラキュラの遺骸を集めに行くという内容。
◆命を懸けた本気のお買い物
今作の特徴といえばやっぱりゲームシステムの変化。
前作はステージクリア型のアクションゲームだったけど、今作はステージの区切りを廃止。町やフィールド、館が直接繋がっていて、自由に行き来できるようになった。
一応形式的には探索型...になるのかな?
基本的な流れは
・町で必要なアイテムの準備
↓
・フィールドを移動
↓
・館(ダンジョンのようなもの)を攻略してドラキュラの遺骸を回収
この繰り返しとなる。なんかちょっとゼルダの伝説っぽい。
ただアイテムの入手方法が少し特殊で、よくあるメトロイドヴァニアのように「フィールドやダンジョン内で新アイテムを見つけて探索範囲を広げる」ということは一切無い。
強い武器や強力なサブウエポン、館に入るために必要な水晶などのアイテムは、なんとほとんど買い物で入手する。買い物!!
この世界のお金は敵を倒したときに落とすハート。そのため、ゲーム中(特に序盤)は必死に敵を倒していくこととなる。
買い物ゲーだったか。
だけどなーおかしいなー。
なかなかハートがたまらないなー...
と思ってたらあることに気が付いた。なんとゲームオーバーになると集めたハートが0になってしまうのだ!な、なんだってー!?
買い物をするためには体力を温存しながら上手く敵を倒し続けていく必要があるのだ。
しかし敵だって弱くはないしこちらの武器も強くはない。どうすれば...!
やばい、死にやすすぎるぞベルモンド!
町で水に溺れるなベルモンド!
さらに今作は昼夜サイクルも存在する。約15秒でゲーム内時間が1時間進むから、3分くらいごとに昼と夜が切り替わることになるな。(めちゃくちゃ早い)
夜の間は町の施設に入れなかったり買い物が出来なかったりと制約が多い。
回復したくても教会に入れねえ!
おまけに町中にゾンビみたいなの湧いてるし!
とまあこんな感じに、装備を強くするためには命がけの買い物が必須なんだけど、シモンを強くするにはレベルを上げて耐久と体力も強化した方が良い。
実はハートを入手した際に少しずつ経験値が貰えるので、積極的に戦闘していけばレベルは順調に上がる...はずだった......。
でもなかなかレベルが上がらねえ!!!
1つ目の館を攻略してた時に初めてレベルが上がって、「レベルが上がった!レベルって何!?!?そんな概念あるの!?」って困惑してたんだけど、それくらいレベルが上がりにくいよこのゲーム。
なんでだろうなーと思ったら実はこれ、なんとゲームオーバー時に経験値も0にされるらしい。なんで!!!
つまり経験値をたくさん貯めても、レベルアップ直前で残機が0になったら全てやり直しと...。
えぇ...。ちょっと重すぎない?その命。(そりゃそう)
◆7日という絶妙な時間
↑命が重すぎるゲームなので、とにかく慎重に町の近くで弱い敵を倒しながら夜明けを待つベルモンドさん。情けねぇ...。
しかし、あまりのんびりもしていられない。
なぜなら、シモンさんはドラキュラの呪いの影響で余命が残り僅かしかないからだ。
なんだってー!?
とりあえず初見でクリアした時のエンディングがこちら。
呪いを解くのが遅すぎてシモンさんがお亡くなりに...。バッドエンドになってしまった...。ごめんねシモンさん。(この墓はシモンの墓じゃないけど)
どうやらこのゲームはクリアした時の日数によってエンディングが分岐して、
・7日以内→グッドエンド
・8~14日→ノーマルエンド
・15日以上→バッドエンド
になるらしい。
こうなったらなんとしてでもシモンを救いたいよな、やっぱり。
こんな結果で終わりたくないもんね。
ということでここからは2周目の話!
内容は知ってるから英語でも問題ない、ってことでSwitch版でやってみたぞ。
(ちょっと画質が良くなった)
僕は最初からプレイし直したけど、別にこんなことしなくても一度クリアすれば「強くてニューゲーム」みたいなのが出来るらしいから、グッドエンドを見るだけだったらその方が圧倒的に楽。
ただ、引継ぎ無しでグッドエンド達成が可能なのか気になったから今回はこれでやってみる。
時間を気にする進め方なら買い物とゲームオーバーのタイミングを管理するのは非常に重要。
時間を見ながら上手く進行ルートを調整して、「夜にフィールド移動、昼に買い物」の流れを作るのは面白かった。
買い物の後で残機回復のためにわざとゲームオーバー、みたいな考え方も立派な作戦の一つ。
レベル上げとハート稼ぎは館の中で!
なぜか建物内では全ての時間が止まっているから、これを上手く使えば7日以内の制限も実はそこまで厳しくはない。
あとは取捨選択。必要なアイテムと別に要らないアイテムをちゃんと考えて準備すれば、そんなに買い物に振り回されることもない。
そんなこんなで6日でドラキュラ城に到着!
早っ!!!
引継ぎなしでも意外といけるもんだな!
◆感想
アクションとしての難易度は前作よりも下がったけど、時間の制限は少し厳しかった。しかし自分なりのルートを構築して、その中で可能な限りキャラクターを強くしていくのは面白かった。
不親切な場面もあったけど、個人的にはかなり楽しめたかな。
...ただちょっとだけ気になった点を挙げるなら、ロードが長え!
ディスクシステムだからしょうがないのかもしれないけど、バーチャルコンソールでどうにかできなかったのかな...?
特に町を出入りするときに事故が起こりやすい。
↑町から出るとこの画面で数秒待たされる
フィールドに出ると突然出てきた敵の攻撃を食らって後ろにノックバックして...
町に戻される。
戻ってきた。
先に進ませてくれ!!!
この事故のせいでテンポが悪くなりがちなの、ちょっと残念。
ちなみに海外版(NES)はカセットだから読み込みは無いぞ。
みんなNES版やろう。英語だけど。
ということで今回はこの辺で。無事にクリアできてよかったー。
それではまた。