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ファミコン世界大会感想!ファミコンで見つけるタイムアタックの魅力!【Nintendo World Championships ファミコン世界大会】

どうもこんばんは。

今回も最近クリアしたゲームの感想を書いていくぞ!こちらだ!

 

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Nintendo World Championships ファミコン世界大会

 

 

 

◆簡単な概要

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ファミコン世界大会は今年の7月18日に任天堂から発売されたゲーム。

厳選された13タイトルのファミコンゲームからちょっとした場面を切り抜いてタイムアタックができるという内容だ。

競技の種類はなんと150以上!多い!

ローカル対戦で競走したり、1人で満足いくまで記録を縮めたり、世界に挑戦したり...いろいろな楽しみ方ができるぞ!

 

ファミコンリミックスとかもそうだけど、こういうファミコンを題材にしたゲームが出てくれるのって個人的にはすごく嬉しいな。

ファミコンは僕が初めて遊んだゲーム機で思い入れがあるからね...。

 

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プロフィール決めるの面白かった。

初めて遊んだゲームはスーパーマリオブラザーズだけど...特にお気に入りのゲームを選ぶならMOTHERで...!!

キャッチフレーズは「セーブデータ消失経験あり」にしたよ。

ファイアーエムブレム外伝でね...消えちゃったんだよね...。

(※なんかしっかりファミコン世代のおじさんみたいな書き方になっちゃったけどこれでも一応Z世代ど真ん中の学生っす)

 

 

◆誰でも簡単にRTAに挑戦できる!

ゲーム内容をもっと簡単に言うと「誰でもRTAができるようになるゲーム」だな。

タイムアタックをメインにしたゲームって意外と珍しいかも?

でもRTAってちょっと難しそうってイメージ...あるよね?僕はあった。

RTAを難しそうって思っちゃう大きな理由として、「攻略チャートの把握が大変で覚えることが多い」というのがあると思うのよ。

しかしこのゲームでは全くそんなことが無く...!

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キノコを取るだけ!とか

 

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敵を吸い込むだけ!とか

マジで簡単なタイムアタックが多い。シンプルでわかりやすいな!

 

もちろん難易度が上がるにつれて覚えることは少しずつ多くなっていく。

例えばスーパーマリオブラザーズだと、最初は「ボーナス部屋のコインを全部取るだけ」、「階段を上ってゴールにつかまるだけ」などの簡単なものから、「1コースクリアする」などの少し難しいお題、そして最終的に「ゲームを最後までクリアする」というお題まで発展する。

難易度レジェンドのお題はかなり難しいんだけど、やってるうちにあることに気づくんだよね。

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ここの階段駆け上がるの!さっき練習したやつだ!

 

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この場所も、前の競技で練習したところだ!!!

進研ゼミでやったところだ!!!

 

そう、レジェンド競技では覚えるべき短縮ポイントが多く存在するけど、それらを上手く短縮する方法を実は個別の競技で練習できてたんだよね。

だから特に複雑にチャートを覚える必要もなく、速く走る方法が自然にわかるようになってるのか。

RTAの敷居を下げつつ、タイムアタックってこんなに面白いんだ!ってことを教えてくれるゲームだな。

 

 

◆充実しているサポート機能たち

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それぞれの競技はクリアした時のタイムに応じて

  C     B    B+  B++   A    A+  A++   S   

の8段階で評価される!目指せ全S!

とは言っても実際にSを取るのはかなり難易度が高い。

良いタイムが出せたと思ってもA++だった!なんてことよくあるし。

 

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そんなときはリプレイ機能で自分のプレイを見直すことで短縮できるポイントを見つけることができるぞ。

この機能、1フレーム単位でコマ送りしたり巻き戻したりできるからめちゃくちゃ便利なんだよな。

「この動作いらないな」とか「このタイミングでこう動いた方がいいな」みたいな細かいポイントに気づくことができて、良いタイムの取り方をじっくり考えることができた。

 

他にもLRボタン同時押しですぐに再スタートできる機能もありがたかった。本当に便利で助かるよこれ。全てのゲームに導入してくれ。

ごめんやっぱり今の噓、ゲームジャンルによるかも。

 

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ただ何度もリセットしてるとスタート前のカウントダウンが少し鬱陶しくなってくることもあったな。

「カウントダウンを3じゃなくて1から始める」みたいなオプション欲しい。

 

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そんなこんなで僕はなんとか全S達成できたぞ!!!

大変だったけど、少しずつ短縮ポイントを見つけて記録を縮めていくのは楽しかった!

 

 

タイムアタックって実は連続したチキンレース

記録を縮めるのが楽しいって書いたけど、そもそも記録を縮めるのが楽しいって感覚がこれを読んでる方に伝わるか心配になってきたな。

というか記録を縮めるのってなんで楽しいんだ???

(書きながらわからなくなってきた)

 

ということで自分なりに考えてみた。

 

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これを見てくれ。

ドンキーコングのハシゴ早登り競走だ。

ハシゴを1つ登りきるまでのタイムを競うというシンプルなものだけど、この競技には短縮できる重要なポイントが存在する。

それは歩き状態からハシゴを登り始めるタイミングだ。

マリオはハシゴの中央じゃなくて、ちょっと左にずれてる位置から登り始めてもちゃんと位置を補正して登ってくれる。

しかしこれがずれすぎているともちろん登ってくれないのでロスになってしまう。

「タイミングが早ければ早い方が良いが、早すぎてはいけない」っていうこのシステム、なんだかちょっとチキンレースっぽくないか!?

この場合はハシゴを登るタイミングが遅ければ遅いほどチキン?

 

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他にもあるぞ。

これはパルテナの温泉早上がり競走。

温泉から上がるのが早ければ早いほど良いが、早すぎて体力が完全に回復する前に上がってしまったらアウト。

 

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これはメトロイドの足場早登り競走。

サムスはジャンプがふんわりしてるから、足場を登る時はなるべくボタンを短く押してジャンプのロスを減らす必要がある。

だけど押す時間が短すぎると逆に上手く登れずに落ちてしまうから注意!

押す時間が長ければ長いほどチキン。

 

こんな感じに、タイムアタックにおける細かい短縮ポイントって実はそれぞれチキンレースみたいな遊びが生まれるポイントなんだって気付いた。

チキンレースって楽しいよな!リスクを大きくしつつその分大きなリターンを得るゲーム性だからね。

(この場合のリスクは「タイムロスする可能性」、リターンは「大きなタイム短縮」)

 

そう考えるとゲームのRTAって実は連続チキンレースをノンストップでクリアしていくミニゲーム集みたいなものなんじゃないか!?

つまり普通にゲームをクリアするのとは遊び方もゲーム性も全く異なるわけで、そこが面白い。その面白さを体験させてくれるのがこのファミコン世界大会の一番の魅力なんじゃないかな。

 

 

◆感想

今回かなり長めに書いちゃったから正直これ以上書くことあんまりないけどいつも通り感想書くね。

個人的にはめちゃくちゃ楽しかったし、とにかくストレスフリーな作りが良いなって思った。

さっき書いたサポート機能もそうだけど、いいタイムが出なくても何度も挑戦すればその分だけどんどんコインが増えていくのが良いな。マジで挑戦が無駄にならなくてストレスが無い。

 

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プロフィールアイコンを集めるというやり込み要素も充実!全部そろえるのに必要なコインはかなり多いけど、ランキングに出たりサバイバル大会で優勝したりレジェンドチャレンジに挑戦したりすればあっという間に溜まるからね。あんまり苦では無かったかな。

 

ということで最後まで楽しめた!

このゲームでRTAファミコンに興味持ってくれる人が増えるといいな~と思いつつ、今回はここまで!

それではまた。